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◆写真集◆ネパール・ポカラの現場から
女性自立支援団体WSDOの染料について
「WSDO代表・ラムカリ・カドカさん来日」報告
ネパールで人気ナンバーワン・ランチバッグの紹介
◆イエティコットのフェアトレード商品◆
◆フェアトレード団体の定義◆
WSDPとWSDOは同じ女性自立支援団体です
WSDOの人数
◆イエティコット商品の常設展示販売◆
◆ファスナーの向きについて◆
ネパールの女性自立支援団体WSDOの流れ
WSDOと「イエティコット」代表の出会い
鈎針編みボンボンで付加価値と雇用創出を
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◆WSDOの人数について◆

 当サイトでは「染織から縫製仕上げまで、延べ500名以上の女性の雇用を創出し」という表現を使用しています。p>

 日本でWSDOの紹介しているものには「100人以上を雇用しています」という表現もあります。

 WSDOのサイトの「Our Story(私たちの物語)」には、8000名以上の女性を訓練したこと、現在380名の女性を雇用していることが表記されています。 (WSDO has trained over eight thousand women and currently employs 380 talented, skilled women.)

◆この人数の違いは、WSDOが実際の女性たちの状況に合わせた雇用体制をとっているためです。設立以来、多くの女性たちを訓練しましたが、当初は「雇用」に至らない状況もありました。

 現在は、10数人のパーマネントスタッフ(総務、経理、販売、指導、品質管理、デザイン開拓、人事管理等)と、ワーカーとしての登録者300名程がいます。この300名程というのは、「給与リスト」に書かれている氏名です。

 毎日通ってWSDOのオフィス(授産所)で作業する女性もいますし、訓練後は自宅で作業している女性もいます。そんな中で、毎月の給料日に必ず来る最低人数は「100人以上」という表現になります。

 ただし、出来高制の内職ですので、自宅の農作業などが忙しい場合は、しばらく来ない人もいます。子どもが生まれて1年ほど休んで、また復帰する人もいますが、「いつまで休む」と届ける人ばかりではありません。ある日、突然やってきて「また、できるようになったから仕事ください」ということもあります。

家で働いて子どもを育てた女性が娘に引継ぎリタイアする場合もありますし、娘たちも母親の名前で納品する場合もあります。一人の名前で3〜4人が働いているということです。

 また、ポカラ近郊の山村からWSDOがトレーニングを頼まれ、修了者の何人かまとまって納品を始めることもあります。

 そういった状況を包括して380名雇用と表現されています。

また、この給与リストの通し番号は300名程ですが、女性たちの「個人番号」は600番近くまであります。これは、働いていた女性が年を取ったり、失業していた夫が収入を得るようになったり、子どもが成長したりして、退職し、「欠番」が生じるためです。

 中には、長期に休んでいるうちに自分の「個人番号」を忘れて、新しい番号を取った女性もいます。現在は氏名をパソコンに打ち込んでいますが、給与リストは手書きで、同姓同名が多いことから、前の番号を探せずに番号を新しくするので、一人で二つの番号を占有していることになります。

 こういった現状から、当サイトでは「述べ500名以上の女性の雇用〜」という表現をしています