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◆写真集◆ネパール・ポカラの現場から
女性自立支援団体WSDOの染料について
「WSDO代表・ラムカリ・カドカさん来日」報告
ネパールで人気ナンバーワン・ランチバッグの紹介
◆イエティコットのフェアトレード商品◆
◆フェアトレード団体の定義◆
WSDPとWSDOは同じ女性自立支援団体です
WSDOの人数
◆イエティコット商品の常設展示販売◆
◆ファスナーの向きについて◆
ネパールの女性自立支援団体WSDOの流れ
WSDOと「イエティコット」代表の出会い
鈎針編みボンボンで付加価値と雇用創出を
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◆ファスナーの向きについて◆
 「ファスナーの向き」について、特に意識していない方もいらっしゃると思いますが、バッグ類のファスナーの向きについて、ご説明します。

1.取り付ける向き
 ハンドバッグ類については、正面からみて左から右に開ける方向に付けるのが原則です。
これは、一般的に右利きの方が開けやすい向きということで、バッグ、鞄業界ではそのように扱っています。
現在では逆向きのものもあり、これはデザインによる違いです。また使用される方の希望で逆向きにすることもあります。
 WSDOのバッグの多くは、原則とは逆になっています。これは「ハンドバッグ」と異なり、「ショルダーバッグ」の場合は、肩からかけたまま開けることが多いため、右利きの方が右肩にかけて使う場合、開けやすい方向という発想です(日本では人混みでの安全性という説もあります)。
その方向で全てのファスナーを付けているので、「逆向き」になっています。これはユーザー(使用者・購入者)の意向によるそうです。
「イエティコット」では、WSDOの既成のバッグを仕入れる場合は、そのままとしています。最初からオーダーする場合は、「原則通り」の向きに付けるように注文しています。

2.スライダーを取り付ける向き
 ファスナーは、テープ、エレメント(務歯)、スライダーからできています。
デザインによってファスナーの寸法が変わるため、生産現場では、各寸法のファスナーを備えるのではなく、スプール巻(25mなど)といった長尺になったファスナーを必要な長さに切って使用します。WSDOでもそのようにしていました。
ここで、スライダー(ファスナーを開閉するときに引っ張る部分。エレメントをかみ合わせる役目をする金具)を差し込む向きの問題があります。
WSDOでの指導方向を確認しておりませんが、間違った向きのものがあったと、日本の鞄専門店の職人さんから指摘を受けました。
両方向から開閉できるファスナーは、一方は逆向きとなり、逆向きでも使用は可能なため、その違いに気づかないことが多いようです。
現在、日本の製造業者でも間違いが散見され、指導しているとのことでした。
「イエティコット」オーナーは、しばらくはWSDOの現場に行くことができませんので、図面やサンプルなどを送っての指導を試みます。
▲正しいエレメント(歯)の方向です。